1954-07-12 第19回国会 衆議院 大蔵委員会 第66号
もし今日の吉田内閣が続く以上、この経済危機の段階において、無謀にも大蔵大臣の更迭をやるようなことがあつた場合には、何を苦しんで今日まで経済的危機打開をはかろうとして来たか、根本的に水泡に帰すると私は考える。もしさようなことが起つたときには、決して犬養法務大臣のまねをなされないで、騒然と立つて吉田総理大臣に対して、この問題を打開するだけの御意思をもつて臨んでもらいたいと思う。
もし今日の吉田内閣が続く以上、この経済危機の段階において、無謀にも大蔵大臣の更迭をやるようなことがあつた場合には、何を苦しんで今日まで経済的危機打開をはかろうとして来たか、根本的に水泡に帰すると私は考える。もしさようなことが起つたときには、決して犬養法務大臣のまねをなされないで、騒然と立つて吉田総理大臣に対して、この問題を打開するだけの御意思をもつて臨んでもらいたいと思う。
○鈴木(善)委員 去る二十四日の本委員会におきまして総司令部天然資源局のスケンク局長より、吉田総理大臣に対して勧告が行われました沼津漁業の経済的危機打開に対する五ポイントにつきまして、岡崎官房長官に対して質疑をいたしたのでありますが、わが国の沿岸漁業が、資源の枯渇と漁業経営費の高騰、さらに魚価の低落、このようなはさみ状価格差による惡循環によりまして、刻々重大な危機に逢着いたしております現状にかんがみましてこの